今年最後の表参道

今年最後と謳うのは、年にたった4回しか通わない場所にふさわしくない気もするが、もう何年も同じ病院に通っているため今年はこれで終わり、と節目のようなものは感じつつ、例年の表参道ライトアップを今年も撮影してみた。

これは綺麗なのかなぁとあらためて懐疑的になるくらいには見慣れてしまっている。
個人的には新井薬師の桜の方が飽きず美しいが、この安定感のあるクリスマスシーズンのライトアップは他にはないのかもな・・・と何枚かの写真を撮る。

東京の樹木の多さは主に徳川幕府の恩恵だと思うが、ここは明治神宮の参道というだけあって、整備されたのは大正時代ということになるのか。東京に当然多い銀杏並木と違って、枝の張り出しがライトアップに適しているよなーとググってみたら「欅」並木だそうだ。

美しさだけでいうなら前回9月中旬に並木の手入れが入っていた頃の方が、あぁ手入れがされているなぁ、人の手がかかってるなぁ、と感じた「欅」並木だったが、舗道からでなく車かバイクでこの並木の下を通り抜けたらそれなりに圧巻だろうなぁとは思う。

通院者としては、いつになくカフェの類が混み合っていて「年の瀬」を感じた。
採血はスムーズでその後の超音波検査が109人待ち、残り20人になるまでに病院へ戻るべしという状況で、いつもなら新潟館のランチへ行くのだが、今回はめずらしく幸せのパンケーキをご馳走になってみた。

理由はまぁ並ばずに入れたからであったが、ふつうに美味しかった。圧倒的に甘かったけれど。ホットケーキと違ってこういうふにゃふにゃっとした食べ物なんだなーとゆっくり味わった。

次こそはGalaxy館にも行って評判のドーナツを味わってみたいと思っていたがそれは新年以降に見送り。年の瀬にその元気はなかった。

今年を振り返ると、悲しいことはまたあったし、しんどいこともあったのだろうが、概ね悪くない・・・と言って良いのではないのだろうか。
年の最後の診察で主治医がたまたま休診であたった医師が、妙に気になる、いい感じの臨床をする医師だなぁというのは運がいいのか余計な幸運なのかわからん複雑な気分だったが、諦めきっていた持病にも我が事で関わって考えてくれる医師が一人でも多くいるのは素直に救われておくべきところか。

家の中は引越し荷物を部屋に入れて、大幅に環境が変わった。
洋室はほぼキングサイズベッドで1部屋、猫カフェもどきスペースで狭い1部屋、と区分けし、スモールすぎるオフィスと笑っていた和室はMacと机しかありませんがな。という割と広いスペースになりかわった。

写真は、不人気な猫型ベッドに(ふっふん)とぬいぐるみたちを突っ込んでみたところ、リアルぬいぐるみがまんまとかかっていた快進図。

もう一匹の青いヒトは猫カフェスペースの方で高い場所で引きこもったり悪戯したりと忙しそうだ。

ずっと一緒に過ごしてきた姐さん猫が11月に亡くなったので寂しさからか甘えん坊度合いがいや増している。
こちらも寂しいので、正直ありがたい。

和室3畳は、ベッドを置けなくなったので妙に広く。
IKEAの机は最初は小さな丸椅子をセットに使っていたのが、一時期この椅子にすり替わり

あげく最後には

屋外用の木製ベンチにすり替わるという変遷で落ち着いた。

あいも変わらず胡座かいてPC使ってるんだな、と思われそうだが案外に足は下ろして座っている(誰に対する言い訳だ)

ただ椅子がでかくてフカフカしてると、猫が机に上ることなくていいね!は今回はじめて気づいた。

そういえば今年2021年のマイ・ブームは何しろ「mine」のキム・ソヒョンに尽きたが彼女の新作「誰も知らない」全32話は、まだ半分しかレンタルできないのを知らずに、このベンチで寝落ちしつつ観たなぁ。
後はほとんど読んでいる伊坂幸太郎の「フーガはユーガ」が事のほか面白くて、(伊坂幸太郎ってこんなに面白かったっけ?)となり、いやいや散々面白かったでしょ、最近新作に触れてなかっただけでしょ、と思い返しながら気づいたのは

ある種ネタバレになるが、「フーガはユーガ」が誕生日にのみ2時間毎に入れ替わる設定は、結果としてヴァレンタイン大統領のD4Cと同じことになってるんだな、と。

読みながら何故か懐かしいような手を延ばして触れたいような、奇妙な触れたさ、手触りを感じていたのはそういうわけかと後から納得したりした。